東京から直島、アートの旅

直島 家プロジェクト「護王神社」 杉本博司

護王神社は瀬戸内海を見渡せる小高い山の上にありますので、石段を登っていく感じです。
三カ所の登り道があるのでどちらからでも構いません。
 
護王神社は直島で氏神様として大切にされてきた神社ですが、ボロボロになっていたので、全面的に改修しました。
 
設計は杉本博司。石室と本殿とはガラスの階段で結ばれていて、地下と地上とが一つの世界を形成しています。本殿と拝殿は、伊勢神宮など初期の神社建築の様式を念頭に、さらに作家自身の美意識に基づくものとなっています。
 
係の人が、懐中電灯を持って近づいてきますので、右側の石室の入り口へ案内されます。そこから石室内部に入り、この石段を眺めることができます。
 
夏の日中であれば、太陽の光が地下まで差し込み石段を照らしてくれとても神秘的な光景が拝めるようです。
 

 

 

 

また、出るときには、あの杉本博司の写真作品の様は水平線で句切られた海と空が目の前に広がりますので、この風景にも感動を覚えるはずです。
 

 

まさに、一度で二度おいしい杉本作品です。

 

なお杉本博司の作品はこの直島ではあちこちでお目にかかるはずです。杉本博司に虜になってしまうかもしれませんね。

 

 

杉本博司
1948年東京生まれ。主な展覧会に、1995〜98年「Sugimoto」メトロポリタン美術館・ニューヨーク他巡回、2005年〜07年「杉本博司」森美術館・東京他巡回、2008〜09年「歴史の歴史」金沢21世紀美術館・石川、国立国際美術館・大阪を巡回。ベネッセアートサイト直島では、1994年「アウト・オブ・バウンズ : 海景の中の現代美術展」1994、2001年「スタンダード」、2006年〜07年「直島スタンダード2」に参加。